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2019年11月20日

後悔しない結婚相手の選び方と決め方。

大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所YUMIBRIDAL(ユミブライダル)仲人のアワイユミです。

今回の記事はちょっと長くなります。
「後悔しない結婚相手の選び方と決め方」について考えてみました。

結婚は一生に一度のことだから後悔したくない!

婚活中の皆さんがそう考えるのはいたって普通のこと。

だけどあまりにその思いが強すぎるとお相手そのものを知ろうとするのではなく
「どうやったら後悔しない選び方ができるんだろう?」
「どういう決め方が正しいのか?」
ということに頭がいってしまい、交際にすら進めない現象がおきているらしい。

結婚したくて婚活しているのに失敗しないことが第一の目的になってしまって
お相手と向き合えない、良好な関係を築けないなんて本当にもったいない!!


まず言いたいのは
ノーリスクな人生なんてない!!ってこと。
結婚したって独身で居続けたって生きてるだけで何かしらのリスクはずっと付きまとう。

だからって、はじめから結婚はバクチだ!なんて言いません。
失敗したっていいじゃんとも言いません。
結婚したい方の幸せを願って仕事をしている身なのでそんなこと思いもよりません!

人生には必ずリスクがあるということを踏まえたうえで
現時点でできるだけ後悔しないであろう選び方、
そして一生のパートナーを選ぶにはどういう決め方が良いのか考えていきましょう。

 

まずは自分を整える!


後悔しないお相手の選び方を実践するにあたって、自分の心が一番重要な基礎部分になるので
まず一番にしなくてはならないことです!

STEP1 自分がどう生きていきたいのか整理しよう。

年収や学歴・勤務先など条件を重視した選び方をするにも、直感重視の選び方をするにも
まずは自分がブレてたら、後悔しないお相手選びはできません。

「自分を整える」というのはこの先たぶん変わらないであろう自分の価値感をよーーく考えることです。
どんな自分がありのままの自分なのか、本当はどうありたいのかを明確にすれば選ぶべき道が自ずと見えてきますよね。

特に友達に「ダメンズ好きだよね」とよく言われる方は要注意!第三者から見てダメンズでも、自分が一緒にいて本当に幸せならあなたにいわゆる「ダメンズ好き」ではありません。
でも友達にそう言われるということは、あなたが彼を受け入れておらず「うちの彼ってこんなにひどいの!」と愚痴っているから。

誰かにそう言ってもらって安心したり揺らいだりするのなら、あなたの心の奥底では「この人じゃない」「私はこんなの望んでない」と気づいているはずなので軌道修正しましょう。

「私は自分のことを大事にしてくれる人と結婚したい!」
「私は安心できる生活がしたい!」
と胸を張って言いましょう。
心の声を本気で自覚し、何が自分にとっての幸せなのか明確になった時から
本当のお相手選びが始まるのです。


STEP2 お相手への許容度を広げよう!

結婚はこれまで全く違う環境で育ってきた異性との共同生活。いくら価値感が似てるといっても、必ず大なり小なり違いはあります。
些細な違いに大きくダメージを受ける人より笑い飛ばせたり受け流せる人のほうが明らかに日々心がおだやかなはずです。

お相手選びも圧倒的に楽になります。許容度を広げることは今後の人生にも役に立つ超重要な課題です。

すぐに「人に対してイライラしちゃう」という方、全然そんなつもりはないのに「高望みだよね」とか「意外に毒舌だよね」と時々にでも言われる方は気を付けて!
人ははっきり言わないだけで本音では「〇ちゃんて他人に対して厳しいな」と思われている可能性大です。

高望みというのは何も条件のことだけを言っているのではありません。
意外や意外、普段何気ない男性の言動などにイチイチ反応しちゃっていて、自分でも気づかないうちに周りの人に驚かれている(引かれてる)かもしれません。

「そんなはずはない!私は普通!」と決めつけずに人からの評価を受け止め、大らかな人ってどうなんだろう?とよく周りを観察して下さい。

後悔しないお相手の選び方とは?

婚活中で「見た目や条件面は妥協できない!」と言う人は既婚者や仲人さんから「そこはもっと大らかに」とアドバイスを受けることも多いと思います。
婚活が難航している中、少しでもそんな言葉を言われると「何なの?もっと理想を下げなきゃ私は結婚できないってこと??」とショックを受けたり怒りを感じたり。
でも、それは受け取り方が違います。

「幸せな結婚生活を送るにはこだわるところはそこじゃないよ」

結婚生活を経験していてそれが身に沁みてわかっているからこそ、あなたに幸せになってもらいたいからこそそう伝えたいのです!!
何も「高望みするな」とか「もっと理想を下げろ」と批判しているわけではないのです。
ほんとに大事なものをきちんと見て欲しいと思っているので正しい選び方の基準を経験者として知らせているのです。

では一体幸せな結婚生活に大事なものって何なのでしょう?
ここで日本の離婚理由ベスト5を見ていこうと思います。

日本の夫婦の離婚理由で主なものは↓↓

1位 性格が合わない
2位 暴力をふるう 
3位 異性関係
4位 浪費
5位 性的不一致
(平成27年度司法統計 妻側からの離婚申し立ての事由より)

 

どの理由に関しても結婚前に100%予測するのは難しい。
でもその兆候をうっすらとでも感じた時は、「結婚すれば何とかなる」「私さえ我慢すればいい」とその不安をごまかさないことが、後悔しない選び方に繋がるのではないでしょうか?
ではのちに離婚理由になってしまいそうな懸念点への対策も考えましょう。


1位 性格が合わない への対策
早く結婚したくて婚活している場合は年単位で付き合うことは難しい。短期間で知るためにはここは自分の感受性に頼るしかありません。
「一緒にいると疲れない」「心が乱されることが無い」「言いたいことが言える」

というおだやかな感覚を持てたら性格が合うと判断していいと思います。
ときめきなど直感的なものを重要視しがちですがデート後にドッと疲れていたら無理している証拠なので気を付けて!
嫌われないように自分の意見を控えたり、結婚したいからといって一方的に我慢する関係性もNGです。

あなたをよく知っていて率直に話をしてくれるような信頼できる方(友達や家族)に会ってもらうことも大事です(ただし、同じ婚活仲間は×)。

2位 暴力をふるう への対策
これは皆さんがよく言う「お店のスタッフの方への態度」や「運転中の言動」に現れます。
交際中はまだあなたを手に入れたくて優しく扱ってくれますが夫婦生活が長くなり、恋愛感情が冷めた時に本性が出てきてしまいます。
あと、あなたの服装やメイクから始まって、交友関係や仕事にまで口出しをしてくる男性はモラハラチックな傾向が見られます。
それは男性自身への自信の無さの裏返し。あなたへの支配なので愛情だと勘違いしないこと!

3位 異性関係 への対策
女好きな男性は若い頃から「どうすれば女性に受け入れられるのか?」と研究しているのでコミュニケーション能力が高いのでモテます。
女性の扱いがスマートな男性じゃないと好きになれない!というのなら異性問題のリスクは高まると覚悟しましょう。(もちろん浮気しない可能性もあるので心配し過ぎも良くないですね)
最近は特に女好きでもなく、特別モテる感じでもないけれど不倫に走る人もいるのそこは予測不能。
寂しさが原因のケースも多いので、旦那様をないがしろにしないように気を付けるしかないですね。

4位 浪費 への対策
交際中、唯一わかりやすいのがコレかもしれません。
浪費する人は絶対的にお金払いがいいです!!
女性に一円たりとも払わせない、毎回高級なお店に連れていってくれるようなケースは要チェック。
結婚後の家計の話をして、お給料を渡さずに生活費の折半をかたくなに主張するのも借金などを隠している可能性があります。
よく「今の彼が奢ってくれないんです」「デートにクーポン遣うなんて貧乏くさい」という不満を耳にしますが一円単位まで割り勘とかでなければむしろ堅実で頼もしいパートナーになると思います。

5位 性的不一致 への対策
これは複合的な問題なので結婚前にはなかなかわかりません。
ただこちらがそういう気持ちがないのに無理強いしたり、断って不機嫌になる男性には注意。

<まとめ>
離婚理由を並べましたが、年収や学歴・見た目など条件的なものは一切入っていませんよね?
つまりそれらは結婚生活をそれほど左右しないということなのです。
大事なのは、様々な問題を二人で解決したり取り除いたりする努力ができるかということ!

どれに対しても勝手に決めつけずに、必ずお相手に率直に不安であることを言ってみて下さい。
とことん話し合ってお互いの納得がいくような程度なら先に進んでみてもいいと思います!


後悔しない決め方とは?

 

繰り返しになりますが、結婚してもしなくても「ノーリスクな人生はありません」
人は生きているだけで(歳を取れば取るほど)親の介護や死、自分の健康や精神面・経済面のリスクが高まるのはしょうがないこと。

ではなぜ結婚するかといえば、
様々なリスクが避けられない中、一緒に苦楽を乗り越えてくれる支えが欲しいからではないでしょうか?
一人で生きるより誰かと支え合って生きる人生を歩みたいからですよね?

そんな支えとなる人が、
あなたを否定してくる人だったら?
相手の価値観をいつも押し付けて来てあなたの話を聞かないとしたら?
あなたはあなたらしくいられなくなるんじゃないでしょうか?

男女が結びつくには恋愛感情(ときめき)も決め手の一つとなりますが、下手をすると二人のパワーバランスが崩れがち。
一定期間付き合って「2人でニコニコ言いたいことが言い合える安定した関係性」を築けていれば良いです。
が、ケンカが多かったり、いつも不安でいたり、「この人が居ないと生きていけない」という依存的な関係になっていたら注意!
長い結婚生活の間には最初の強烈な恋愛感情(ときめき)は必ず薄まっていくので、恋愛抜きの決め方のほうが大事です。

一緒に居て自分を肯定してくれる、やりたいことを後押ししてくれる相手と出会ったら
「私はこの人と生きていくんだ!」と腹をくくって下さい。

条件的には「食うに困らない」ってことは最低ライン。
あとはせっかく整っている自分を乱さないでいられる相手と生きていく覚悟を決めて下さい。

お互いの人生に責任を持つのが結婚です。相手任せや世の中に流されるような決め方でなく、自らがその人生を選び取って下さい。
人間は衣食住が満たされ、誰かから必要とされ、尊重されることで幸せな毎日を送れることはわかってますよね。
ぜひ「人を幸せにできる幸せ」「人に必要とされる幸せ」を結婚によって手に入れて下さいね!!

 

 

以上、長くなりましたが「後悔しない結婚相手の選び方と決め方は?」というテーマでお送りしました。

 

 

 

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