2023年11月25日

#18私の婚活記(ついに完結編)

東京都大田区蒲田の「話せる・頼れる結婚相談所」ユミブライダルの仲人アワイユミです。

私は今でこそ結婚相談所の仲人として会員さまのサポートをしていますが、自分自身も29歳~31歳まで結婚相談所で婚活を経験しました。
夫との出会いは1年半の活動で30回目のお見合い。交際1ヶ月半でプロポーズされお見合いから半年で結婚。
当時の自分の婚活をありのままさらし、今頑張っている方の反面教師にしてもらいたい!
相当な赤っ恥体験談ですが「誰かの役に立てるなら」と記憶をたどって書いています。

前回記事はコチラ
 
せっかくプロポーズをしてもらったのに重度のマリッジブルーに飲み込まれメンヘラってしまった私。
こともあろうに夫に全ての不安をぶつけまくりとうとう婚約破棄を告げられました。
 
泣いて泣いて数日を過ごしてやっと冷静さを取り戻した頃、これまで大事にしてくれた夫に対して「人として謝らなければ」と思うようになりました。

 

謝るだけのつもりが逆告白へ。

 
何日か連絡せずに日を置いて、元々デートの約束をしていた日に夫の最寄り駅へ出かけ一か八かで電話をかけました。
「今○○駅にいるんだけど出てこれる?婚約破棄は仕方ないと思っているけど、せめて謝りたくてここに来たよ」と。
 
夫もさすがにこのまま会わずに別れようとは思っていなかったらしく、駅まで来てくれました。
当然ぎこちなく挨拶をし、二人で駅近のファミレスへ。

正面で向かい合って座り私はただただひたすら謝りました。
「結婚が不安でひどいことばかり言ってしまってごめん。
○○(夫)に甘えすぎていた。
せっかくプロポーズしてもらったのにぶち壊してごめん。
自分のことばかり考えていてごめんなさい。
○○のことを私も幸せにしなくちゃいけないのに全然できてなかったね」



謝りながら涙が後から後から出て、もう夫と会えないんだ、今日が最後なんだと夫との別れを本当に悲しんでいる自分に気づきました。
 
私はこの人が好きなんだ・・・
 
「でさ、こんなこと私が言える立場じゃないけど、もし良かったらこのまま付き合っていかない?
私のことが心の底から嫌いっていうことなら別れるしかないけど、私としては結婚は一旦白紙でもまだ一緒にいたい。
もう会えなくなるのはつらすぎる。
結婚がダメになっても
やっぱり○○(夫)のことが好きなんだと思う。」
全く考えていなかったのに夫の顔を見ていたら自然に言葉が溢れていました。

夫はしばらく考えた後
「わかったよ。ユミちゃんの気持ちはわかった。
確かに俺もこれで別れるってのは違うと思う」
と言ってくれました。
 
随分前からその一週間後くらいに温泉旅行を予定していて、せっかく予約が取りにくい旅館も取れていたしとりあえずは何も考えず楽しもうということになりました。
温泉旅行について話しているうちにその場も和やかになり、もう会えなくなるわけではないんだということに安堵していました。


 

温泉旅行で逆プロポーズ。


中距離交際でデートで行き来するのが大変だったので既にお泊まりは何度かしてましたが、ちゃんとした二人の旅行は初。
(当時の相談所での婚活は交際中のお泊まり禁止ルールはなかった・・・はず)
夫は車で家まで迎えに来てくれ道中のドライブを楽しみ、温泉に入り美味しい料理とお酒を楽しみリラックス。



私がなぜあんなにメンヘラになっていたか
婚約破棄を突きつけられて初めて夫に甘えすぎていたことに気づいたこと
その後何日も泣き暮らしていたこと
夫を話し合えない人だとちょっと見損なったりしていたこと
などなど本音で話ができました。
 
それを聞いて夫は↓こう話してくれました。
「ユミちゃんを幸せにしたくて頑張ってきたけれど、あまりにユミちゃんが不安がるので自分の力では幸せにするのは無理だと思って投げ出した。
仕事の忙しさもあって正直どうにでもなれと思った。
普段自分は自分のネガティブな感情を自覚しにくく、つらくても頑張り過ぎちゃう癖がある。
今回も頑張りすぎてストレスを知らず知らずのうちにためて爆発しちゃったのかも知れない。
これからは小さなことでも思ったことは何でも言って話し合えるようにしていくからね」と。
 
夫はただ強くて優しいだけなのではなく、辛抱強く頑張ってしまいすぎる人でもあるのだ。

夫のそんな一面を知って私も変わろうと思いました。
夫が頑張りすぎていないか、ちゃんと思いやらねばと。
夫に甘えるばかりではなく時にはガス抜きしてあげられるようになろうと。

その日は深夜まで将来のことを話し合い、最後は「この先2人でいれば大丈夫だよね」とお互い言い合いました。
婚約破棄騒動でずいぶん私のマインドが変わったのもあり、前より夫と仲良くなった気がしました。

「やっぱり結婚しない?」
と、今度は私からプロポーズしました。

夫の答えはもちろんOK。
やっと本当に結婚に向かうことになりました。
 
 
 
 
 
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これまで私の婚活体験談を読んで頂き、ありがとうございました。
つらい婚活の末、夫と出会い、婚約破棄までも経験し、やっとやっと結婚へ進むことができました。
振り返ると本当に私は未熟だったんだなと改めて思い、恥ずかしすぎる婚活体験談となりました。

その後二人の子どもにも恵まれ、夫とは楽しい時も苦しい時も協力し合ってきました。
実は夫婦関係が破綻しそうな時もあったのですが、その時の不勉強を反省したり先輩方にアドバイスを求めたりして、夫婦で話し合いながら何とか乗り越えきました。
今では子どももうらやむ?仲の良さで結婚20周年を迎えました。
 
夫との結婚生活は試練もあるけど、それに有り余る幸せがたくさんあって、私個人として成長させてもらったし充実した毎日を生きさせてもらっています。
 
2023年10月に夫と長崎旅行に行った時の写真↑
 

今婚活を頑張っている皆さん!
つらくてもあきらめず頑張りましょう。
アプリでくすぶっている方はもっと結婚への本気度を上げて結婚相談所での婚活に踏み出してみて下さい。
婚活でいい人と出会えない!好きになれる人がいない!と悩んでいる方は私に相談しに来て下さい。
 
 
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