#00 うちの夫が結婚相談所に入った理由。
東京都大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所YUMIBRIDAL(ユミブライダル)の仲人アワイユミです。
1年半の活動で30人目のお見合い相手の夫と結婚しました。
自分の婚活のありのままをさらし、今頑張っている方の反面教師にしてもらいたい!
相当な赤っ恥体験談ですが「誰かの役に立てるなら」と記憶をたどって書いています。
今日は私の結婚相談所での体験談ではなく「番外編」ということでうちの夫の活動について。
ここのところ、婚活中の男性とお話する機会が何回かあったので少し男性向け?の記事を。
うちの夫が結婚相談所に入ったのは31歳の時(私との年齢差は2歳)。
夫は小学校~大学までオール共学。
同じサークルの女子や会社の同僚など、普通に女友達はいたけれど元来非社交的な人間。
特定の彼女を作るということについては「面倒くさい」という気持ちが先に立ってしまい積極的になれずにいたらしい。
(モテナイ奴の言い訳のようにも聞こえるけど、夫は全てにおいて自己完結型の人間だし超のつく面倒くさがりなのでいわゆる恋愛体質ではない。)
そんな彼だけど、なぜか「いつか自分も人並みに結婚するんだろう」とは漠然と思っていて。
気付けば30歳を越え、周りを見渡してもほとんどの友達が結婚もしくは婚約者がいて「このままでいたら自分は結婚できないかも…」という不安を持つようになったらしい。
当然彼の両親は30過ぎても一向に女性の影が見当たらない息子を心配し、母親が偶然ポストに入ったチラシを頼りに結婚相談所に話を聞きに行き、彼にもかなり強く勧める。
が、彼にも「結婚相談所はモテナイ人が行くところ」というイメージがあったらしくそのまま一年ほど話を聞き流していたらしい。
(自分がそのモテナイ人だという認識がなかったのが不思議)
でもある日、仕事関係で出会ったおばちゃんにイキナリきつい一言を浴びせられる。
「あんた独身?今結婚を考えるような相手がいなくてもしこのままボーっとしてたら、あんたは絶対結婚できないよ。
今から必死で探しなさいよ。勝負は35までだよ。
35過ぎたら男は結婚なんてどうでもよくなって40になったら誰かと暮らすこと自体が面倒くさくなって一生結婚できなくなるから!
今ちゃんと結婚相手を探さなきゃだめだよ」
(かなり偏った発言だけれど、結婚について他人から物申されたのが初めてでかなりの衝撃だったらしい)
さらに父親からダメ押し。
「お前は大学卒業後ずっと仕事を続けてきて、イッパシな社会人のつもりでいるだろうが結婚という重荷を背負ってない分楽をしているんだぞ。
社会ではほとんどの30代が結婚して家族を養っているんだ。お前はいつまで楽な生活を続けるつもりなのか?」
そんなこんなで彼の中で
このまま独身でいたら自分はもう成長しないのかもしれない。
今結婚しなかったらずっと独身できっと死ぬ時後悔する。
と、それまで漠然と感じてたものが一気に現実味を帯びて感じられるようになったらしい。
長期に渡る母親からの強い勧めもあることだし手っ取り早そうな結婚相談所の門を叩いたということでした。
この話を彼から聞いたのは初めて会ったお見合いの席。「結婚=幸せ」というイメージしかなかった私は彼の話には????な感じでした。
でも「へーーーこういう考えの人もいるんだー」と新鮮な驚きもあった。
理由はどうあれ、自分の目の前で結婚相手を真剣に探しているという事実が何よりも嬉しかったのでした。
追記
今でも夫は「結婚生活」=「修行」というイメージが強いらしいです。
どんだけ私は夫に負担を掛けているんでしょうかね・・・
私としては結婚は修行な面もあるとは思うけど、安心とか幸せという言葉のほうがしっくり来ます。