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2019年03月12日

3.11あの日から8年。

今日は一日なんだか何も手につかなかった。
普段テレビは録画したものくらいしか観ないんだけれど、毎年3月11日はつい見入ってしまう。

私の人生の中では24年前に阪神淡路大震災が起きたけれど、その時は学生で若かったので
遠く離れた被災地をテレビで見てただ「怖い」「大変だ」と思うだけだった。

でも8年前の東日本大震災の時には既に結婚して子どもが二人いて
被災された方の大事にしていたものを突然なくしてしまったという大きな心の傷、
それからの生活の過酷さを想像できるようになっていたからか
3.11は東京に住む私にとっても特別な日となった。

今日見たテレビではこの8年の間に大きく成長した子どもたちの姿が映し出されていた。
今日という日をいつまでも悲しみの日にしたくない、未来を夢を語る日にしたいと
奮闘する一人の若者のドキュメンタリーにはくぎ付けになった。

彼が言った
「時間が薬だと思って今まで受け身に過ごしてきた。
けれどそれでは心の復興のスピードが遅すぎる。もっと能動的に動かなければ!」
という言葉。
ものすごく励まされたし強いパワーを感じた。

8年前のあの日、幼すぎてどうしようもなかった子ども達が今、立派に成長し
動こうとしているんだ!

復興はこうして継続していく。
人の命はこうして繋がっていく。

24年前の阪神淡路大震災の時はただただ怖がっていた私も今は大人になり
東日本大震災のことはわがことのように受け止め「自分にできることはないだろうか?」と思い行動するようになる。
子どもだった若者も自らの意志で動ける自由と行動力を手に入れ、何かをしようとしているんだな。

今、2019年の3.11が終わった(3月12日0時4分)。
でも人の力はこれからも人でつながれていく。

亡くなられた方のご冥福とご家族の心の平安をお祈りするとともに
これからも私は私ができることをやっていくことを約束する。

今年のお正月にもまた新しい命の誕生を報告してくれる成婚者さん達の年賀状がたくさん届いた。
語り継ぐ大人がいれば新しい命にも必ず同じ思いが受け継がれていくから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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