お見合いの自己紹介で気をつけること３つ

東京都大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所ユミブライダルの仲人アワイユミです。

最近会員さんから「お見合いでの自己紹介がいつも迷う」と相談されたので
今日はそれについて書きますね。

就職試験などの面接での自己紹介は内容をアレコレ盛り込んで自己アピールする形になります。
例えば出身地や出身大学、これまでのキャリアについてなど伝えたりしますよね。

お見合いの場合はそれとは違って、自己紹介と言っても「名前」と「お相手が自分とのお見合いに時間を取ってくれたことへの感謝」を伝えるのみで十分です。
時々面接のように長々と自分語りをしてしまう人がいるようですが、お見合いでの自己紹介は自己アピールというよりお互いを知るための対話のきっかけと捉えてみて下さい。

第一印象がお見合いの良し悪しを決定づける。

お見合いでの自己紹介は席に着いた時に行うのが一般的。
待ち合わせ場所で声をかけた時に挨拶と名前は名乗っていると思いますが
席に着いた時に再度名乗ると丁寧ですね。
「改めまして△△です。今日はお時間取ってくださってありがとうございます。」
とご挨拶と感謝の気持ちを伝えます。

その自己紹介でお相手に好印象を抱いてもらえるか否かで実はお見合いの良し悪しが決まります。

この時点で
何だか怖そうな人だな。
やる気無さそうな人だな。
元気が無い人だな。
私（僕）に興味が無いんだな。
そう思われるとその後の会話でどんなに頑張っても挽回するのはなかなか難しいのです。

だって考えてみて下さい。
あなたはそう思ってしまった相手に心を開けますか？
心を開くどころか緊張に輪がかかって心を閉ざしちゃいますよね。

「何度お見合いしてもいい人がいない」と怒っている人（けっこういます）
「お見合いって難しい。今日もうまくいかなかった」と落ち込んでいる人は
大抵自己紹介の時点で楽しいムード作りができていないのです。

お見合いなのでいくつか話題を準備していく方も多いと思いますが、
心を閉ざしている相手に話すのと開いている状態の相手に話すのとは盛り上がりも反応も違ってきます。
反応が良ければ自分も自信を持って話ができるし、相手にも伝わってさらに楽しく話ができます。

では好印象を抱いてもらえるポイントを考えてみましょう！

お見合いでの自己紹介ポイント

１，目線を合わせる。

私は会員さんのお見合いの立ち合いや面談でホテルを利用するたびに
他の相談所の会員さんたちはどんな感じでお見合いしているのかな？と
毎回フロントやラウンジを見てまわります。

待ち合わせやお見合いスタート時を見ていると
せっかく会えたのにほとんど目を合わさずにそそくさと自己紹介し合っている姿をよく目撃しちゃうんです。

目線が合わないと無意識のうちに警戒心が発動します。
そっぽを向いて挨拶された形になり、失礼な人だなという印象を与えることすらあります。
シャイな男性や女性を可愛いと思うのはよっぽど外見が好みのタイプだった時だけ！

目線をしっかり合わせることは「私は安心できる人物ですよ」というメッセージです。
恥ずかしがっている場合ではありません！

２，笑顔を見せる。

今はコロナ禍でお見合い中でもマスク着用。
なので「ご挨拶の時だけマスク外しましょうか？」と断って
マスクをはずして笑顔を見せて短く自己紹介しましょう。

その後はマスクをした会話となっても一度見た笑顔の印象は残るし
口元は見えなくても相手が笑顔でいてくれているかどうかはわかりますよね？
笑顔も目線を合わせることと同じで、相手に安心感を与えます。

お見合いだと相手が楽しんでいるかどうかで自分への関心度をはかってしまいがちなので
相手が笑顔でいれば少なくとも嫌な気はしていないんだなと安心できます。

「笑顔が苦手」という方もいると思いますが、笑顔を見せないことは自分にとって大きなマイナスになるだけではありません。
お見合い相手に「不安」というストレスを与えていることに気づきましょう。

３，落ち着いたトーンでハキハキと話す。

緊張すると声が小さくなる方は多いですし、マスクの下ではモゴモゴくぐもってより聞き取りにくくなります。
せっかく自己紹介しても伝わらなかったら元も子もない…。

実は最初の自己紹介って名前の確認にもすごく助かるんですよね。
直前までプロフィールを見ていても緊張で名前が飛んでしまうこともあるので
しっかり名乗ってもらえると「あ、△△さんで良かったんだ」と安心できたりして。

まだ仲良くならないうちは聞き取れない会話を何度も聞き返すのが申し訳ないと思って、聞こえてないのに相槌を打って受け流してしまう方もいます。
そうなると会話が嚙み合わなくなってしまいます。
かと言って場違いなほど大きな声は嫌がられるので、落ち着いたトーンを心がけてハキハキと自己紹介をしましょう。

まとめ

目線を合わせて
笑顔で
落ち着いたトーンでハキハキ話す。

そんな自己紹介をしてもらえたら誰しも「あ、今日のお見合い大丈夫かも！」とホッとします。

いい人そう。明るそう。優しそう。
誠実で落ち着いていそう。
この人となら仲良くなれるかも。
好印象から始まるお見合いは話しやすいムードを作ります。
多少会話に詰まったって大した問題にはなりません。

コミュニケーションが苦手な人は目線を合わせることも笑顔もハキハキ話すことも苦手なことが多いです。
が、どれも相手に安心感を与えるために必要なことです。

お見合いの時に心がけることはもちろん大切。
でもどれもすぐに身に着くものではないので日頃から意識して練習したほうが良いです！

朝晩鏡を見る時に（お風呂に鏡を持ち込むのもオススメ）
目線を合わせて笑顔でハキハキと自己紹介の練習をしてみてください。



それとお見合い前からしっかりイメトレをして臨んで下さい。
ただただ緊張や苦手意識に飲まれた状態にならないこと！
アスリートはレースや試合前に音楽を聴いて自分を高めたり、意識を集中させたりしていますよね。
それと同じで、普段の練習と事前のイメトレ。

「私はどうせいつもこうだから」とネガティブに思ってしまう方は相手のことを何も考えていません。
自分ができる限り相手に安心感を与えることを怠らないようにしましょうね。

セルフコントロールを繰り返すことで好印象は作れますよ～
一人で難しければ一緒に練習しましょうね。