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2019年05月29日

足りないものを正しく足して心を満たす(結婚が足りないなら婚活をしよう)

大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所YUMIBRIDAL(ユミブライダル)のアワイユミです。

最近、2人の会員さんから「ユミさん、私なんにもないんですよ」という言葉を聞きました。
2人の年齢は29歳と31歳。ちゃんと正社員で仕事をしているし、人に対するマナーもちゃんとしている。思いやりもあってお友達もいて自立もしていて…客観的に見たら「何もない」ようには全く見えない。

だけどだけど、それって何だかわかる!色々持っていてもなぜか感じる「空虚感」ってヤツ。そういえば私も30歳位の時、得体のしれない「空虚感」を感じていたのを思い出しました。

私の場合、その空虚感の正体は「この歳で結婚していない自分って何なんだ」という気持ち。周りからのプレッシャーからではなく私自身がそう思っていたのよね…

一般的な30歳と言えば、結婚して子どももいる人も多く十分に大人なはず。それなのに自分は何してるんだろう?仕事はちゃんとやってるからお金はそこそこあるけど、貯金と洋服代・美容代・飲食代に使い、何も産み出さない。まるで学生時代の延長のような生活。これって大人としてどうなの??って。

そして、30歳と言えば、年齢的にはもう子どもでも若者でもない。(思いたくないけど)中年の仲間入りだなあって。新卒で会社に入った時なんて30代の先輩は「すっごく大人」で人によっては「おじさん・おばさん」に見えていたしね…。明らかに20代と違うのに、まだ同じような生活を続けている自分、今後もそれが続くであろう自分に嫌気がさしていたのでした。

「女として価値が下がる」とかそんな女としての観点でなく、歳だけ取って成長していない、人間としての足踏み状態に「私、一体何をやっているんだろう」という思いが怒涛のごとく押し寄せてきていたのでした。

人によっては、資格を取ってキャリアアップしたり不動産を買ったり、一人暮らしをしたりして何かしら大人の階段を上がっていくんだろうけど、私にとってはそれは一人でもできることだと考えていて。結婚しないとできないこと=家族をもってこそできる「良き家庭人」こそがいわゆる「大人」のあるべき姿だと信じて疑っていなかったので、当時結婚の可能性が1mmもない自分が本当にふがいなく、悲しかったのでした。

でもでも!そんな中、唯一の救いになったのが親に無理矢理勧められた結婚相談所での婚活。30歳の誕生日の2か月前に入会し、本格的な婚活をスタートしていたおかげで
「何もしていないより大人に近づいているんだ!」
「結婚という目標に向かって行動しているんだ!」

そんな思いが30歳の一年間、私を支えていたなぁ。相談所での婚活は自らの意志で始めたことではなかったけれど、意図せず「空虚感」から脱却するための細い、ほそ~い命綱になっていたのです。

入会から1年半、夫と出会って結婚が確実になった時、思いっきりNEXT STAGEの扉が開きましたよ。「これで私は大人の舞台に昇格できるんだ!あきらめないで努力をしてきて良かった!!」と。

空虚感を抱えたままごまかすように日々を過ごすより、前に進む努力をしたほうが絶対的に幸せに近づく!
そんな単純なことをその時の私は骨の髄まで実感したのでした。

今はちょっとスマホを見ればたくさんの情報が溢れ、「結婚相談所はいい人がいない」「婚活はつらい」な~んてネガティブな情報がたくさん出て来るけれど、そうは言っても真剣に取り組んで着実に自分の幸せに近づいている人もたくさんいます!

今感じてる空虚感の正体をよく見極めて、ごまかすのではなく、足りないものを正しく足すことで心を満たしましょうね。

 

 

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