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2018年01月31日

手間を惜しまない婚活を。

私はうちの会員さんに↓この言葉を何度も何度も言います。

「お一人お一人と出会えるご縁を大事に。丁寧に接してきてね。」

なぜなら、お相手を条件検索すればするほど、次々候補者を見つけられるこの相談所システムの中で
会員さんがはまりがちな失敗があるからです。

その失敗って言うのは・・・

早く結婚しなくちゃ⇒だから無駄なことをしてる場合じゃない⇒可能性がない人とは関わっている時間がもったいない⇒ハイ次の人!

                                                   
っていう無限のループ。
結婚相談所で本格的に婚活を始めるとついつい日にちの制約にとらわれがちなんですよね。

原因として考えられるのは婚活している人が誰もが持つ「早くいい人に出会って結婚したい」という純粋な希望。

ま、それは当然。

そこにプラスしてどこの相談所でも謳う「一年(もしくは半年)以内で結婚しましょう」という言葉。
相談所での交際においての「お見合いから三ヶ月で結婚するかどうか決める」というルールも
大いに関係しているかもしれませんね。

仲人側から言わせてもらうと、それは決して会員さんを急かしているわけでも
「その短期間で合理的に物事を進めていきなさい」と言っているのでもないんですよ。

・「私はこの一年で結婚するんだ!」と決意すること。
・「もっといい人がいるんじゃないか?」とだらだら探し続けないこと。
・「短い交際期間だからこそ、密なコミュニケーションを取ること。

成婚する上でそれらがとーーーーっても大事なために時間を意識した婚活を促すのです。

が!
ホントはそれにも増して何より重要なのは
「お相手と信頼関係を築くこと」
だということを皆さん忘れちゃいけません。

どんなに好きなタイプでも信頼関係が無くっちゃ結婚に至る可能性は0パーセントです。
何歳でもどんな人でも結婚するような間柄になるには必須です。

惚れっぽい人や超フレンドリーな人だったら短期間で信頼関係を築くことも可能かも知れませんが
一般的な人で(結婚前提の婚活なんだと強く意識している場合は特に)それってなかなか難しいですよね?

繰り返しお会いして、たくさん話をすることしか信頼関係を築ける方法はありません。

世の中には
「長年友達でいたのになぜか結婚することになった」とか
「会社の仲間として異性とは見ていなかったのになぜか~」
という夫婦はたっくさんいます。(むしろ熱烈な恋愛感情からの結婚に至った夫婦はそういない…ユミ調べ)

男女の関係はなかったものの信頼関係は既にできていて何かのきっかけで異性として意識するようになり・・・
ってことなんですよね。

「お見合いと普通の出会いは違うから・・・」って声が聞こえてきそうですがそれはNOです。
お見合いも普通の出会いも同じです!

違わないからこそ、多くの成婚者さん達がいう
「最初は何も思わなかったけれどいつの間にか結婚」
という展開があるんですよ!

「全くタイプじゃなかったけどデートのたびに安心感が増していった」
「最初は人見知りをしていたけれど、何度かデートをしていって
 思っていることを話せるようになって相手もそうだったと知り
 それからは気楽に話せるようになった」
「はじめは変わった人だなぁと思ってたけど話していったら悪い人じゃなさそうだし
 何度も会っていったら彼の独特な個性にも慣れて楽しくなった」

こういう言葉を成婚者さん達から何度聞いて来たことか!

「お見合いと普通の出会いは違う」ではなく、あえて違くしているのは
「無駄を省いて合理的に見付けなきゃ」と焦る気持ちなのです。
お見合いも何十回と繰り返している方、お相手への接し方を変えてみて下さい。
もっと違う角度で取り組んでみて下さい。
自分の婚活の仕方を疑ってみて下さい。

「なんか違う・・・ハイ次の人!」のループに入っている方は立ち止まってみて下さい。

なんか違う…という感覚があった時にこそ
「どうしてそう思うの?」「私はこう思うんだけどどう思う?」
「それってこういうこと?」
とお相手に寄り添い知ろうとして下さい。違いは違いで楽しんで下さい。受け入れたり受け流して下さい。

何万人の中でやっと出会えたお見合い相手。
それだけでとっても希少なことだし縁があることなんですよ

手間を惜しむ婚活はお相手への関心や心配り、
歩み寄りが足りない交際を引き起こします。
もっと手間を惜しまず丁寧に婚活を進めていきましょう!!

 

 

 

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