#15私の婚活記(31歳とうとうプロポーズ編)
東京都大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所YUMIBRIDAL(ユミブライダル)の仲人アワイユミです。
夫との出会いは1年半の活動で30回目のお見合い。交際1ヶ月半でプロポーズされお見合いから半年で結婚。
当時の自分の婚活をありのままさらし、今頑張っている方の反面教師にしてもらいたい!
相当な赤っ恥体験談ですが「誰かの役に立てるなら」と記憶をたどって書いています。
お見合いから約1ヶ月半。ちょうどクリスマスの前あたりの時期でした。
仕事が許す限り、毎週末のデート、そしてほぼ毎日の寝る前の電話でだいぶお互いのことがわかってきていました。
「こんなに話ができる人っているものなんだな~」と思いながらも、全然ときめきを感じない夫。
気は合うけれど恋愛感情を抱けない相手と結婚するとどうなるんだろう?
という不安を抱えたまま、交際を続けていました。
話の中で夫が「ディズニーランドに行ったことがない」と言っていたので、「じゃあクリスマスだし行ってみる?」と誘いました。
夫は恋愛未経験だったのでデート自体したことがなく、どこへ行っても何を食べても「すげー」「美味しい!」「こんなの初めて!!」と大喜び。
正直私にとってディズニーランドは何度も行った場所で行き飽きていたけれど
感激屋の夫の姿が楽しみで、その日は私にとってもワクワクするデートでした。
まさかそのディズニーランドデートでプロポーズされるとも知らずに…
夫の服装にガッカリした待ち合わせ
当日車でさっそうと迎えに来た夫。
それはとーってもありがたいんだけど、問題なのは服!!!!!
行き飽きたディズニーランドだと言ってもクリスマスのイルミネーションで飾られたキラキラスポット。
そして二人で行く初ディズニー。
やっぱりちょっとうきうきして女子は服やメイクにも気合が入るわけですよ(勝手だけど)。
なのに夫ときたら…
謎の白ジャケット着用…
見たこともない肩パッド。
見たこともないショート丈。
鋲とかワッペンとか変な装飾品がごちゃごちゃついてる。
なにそれ?何年前の服?どこで売ってんの???
お前はキャプテンEOかっ!!
夫がおしゃれに興味ないことはわかっていたけど、
いつもは何の変哲もないシンプルな無地のユ〇クロコーデで特に主張のない服だったのです。
だけど!!特別なディズニーランドデートの日に限ってどうして?
そんな服の人と歩きたくない…
私はウキウキしていた分意外なほど落ち込みました。
「12月のディズニーランド、上着を着るななんて言えないしどうしよう。
お腹痛くなったって言って帰ろうか?」とぐるぐる考えていたら何かを察知した夫。
「ねえ、この服もしかしたら変??
シマ〇ラで買ったんだけどやっぱ変だよね?
こっちのダウンのほうがいいかな?」
と後部座席からいつものユニ〇ロダウンを引っ張り出してきました。
夫よ、ナイス!よくユ〇クロ持って来てた。
それだよ、それ、いつものでいいよ、
いや、いつものがいいよ!!!と気分を立て直しました。
夫と家族になりたいと初めて思った瞬間。
パーク内に入った途端、やっぱり夫は大喜び。
嬉しそうな夫を見ているのが楽しくて私もテンション上がりまくり。
一日中2人で大はしゃぎで過ごしました。
「せっかくなら夜のパレードを良い場所で観よう!」
まだ少し明るいうちから場所取りしていたら、近くに小さい子ども2人を連れた若夫婦が楽しそうにしていて。
あ~私もこんなふうに子どもを連れてこの人とここに来てみたいな~
きっと彼は子ども以上にはしゃぐんだろうな。そんな姿を見たいなぁ。
と急に思ってしまった。
子ども好きな夫もその家族を見ていて、目を細めて「カワイイね」と口パクしてきた。
ときめきとか何とかそんなのどうでもいい。
私、この人と家族になりたいんだ!!
そう思った瞬間でした。
まさかのプロポーズ
パレードを見終え、満足感いっぱいでいた帰り道。
繋いだ手をぶんぶん振りながら駐車場へ。
寒くて暗い車内でなかなか車を発進させない夫。
なんだろう?と思った瞬間、
「け、結婚してください!!」と。
えーーーー!今????
一瞬何がなんだかわからなかったけれど
まさかのプロポーズに「ハイよろしくお願いします」と答えて
泣きながら夫に抱きついてた自分がいました。
出会ってまだ一ヶ月半。
「家族になりたい」って思ったのもついさっき。
でも短い時間でたくさんのことを話し合ってきた。
この人と私、結婚するんだ。
長かった独身が終わるんだ。
苦しかった婚活がやっと終わるんだ。
違う人生のステージが始まるんだ・・・・
ムードもへったくれもなくて変なタイミングだったけど
やっぱり嬉しかったんですよね。
ふさがっていた目の前の壁がバーンと取っ払われたような解放感が押し寄せてきました。
しかし、しかーーーし!
私の婚活体験談はここでは終わりません。
一山超えたらもう一山
次なる困難が待っていたのでした。
ほんとにメンドクサイ自分…
一着は弟にあげればいいやと2着買ったらしいけど結婚後の新居にはなぜか2着おソロが。
聞いたら弟には「なにそれ、そんなのいらない」と速攻断られたらしい(笑)
その後一度も日の目をみることなくタンスの肥やしになっていたので、私がこっそり捨てました。
(夫はおそらく気づいていない…)
今思えば、プロポーズの日に気合を入れた夫なりの一張羅だったのかなぁ~
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