おじアタックについて改めて考えた
東京都大田区蒲田の結婚相談所ユミブライダル仲人アワイユミです。
少し前にXで「おじアタック」について炎上していましたね。
「おじアタック」の定義は曖昧ですが、私としては
10歳以上年齢差のある20~30代の女性へお申込みすること
をそう呼んでいます。
話の前提としてお伝えしたいのは下記2点
①「おじアタック」のお見合い成立の可能性はほとんどゼロ
②「おじアタック」は嫌がられる行為
ここからの文章はこれを踏まえて読んでください。
私はプロとして仲人業をやっているので、けして「おじアタック」を面白おかしく考えたりしていません。
そして全男性を責める気持ちもありません。
そこはくれぐれも誤解がないように!
「おじアタックをしてしまっているご本人達」の問題としてどう改善したらいいのかを考えています。
以前youtubeでもおじアタックについて取り上げました。
動画では↓こんな内容をお話ししています。
・おじアタックする人がIBJ内でもたくさんいること
・おじアタックが女性に不安・不快感を与えてること
・おじアタックをしている人は何年も相談所に居続けること(=ずっと結婚できていない)
・相談所によっては女性に取り次いでいないところもあること
(ユミブライダルも会員さんの意向を確認して取り次がないようにしています)
・おじアタックはどうしてしてしまうのか?の考察
・おじアタックは自らの結婚を遠ざけているということ
良かったら動画をご覧ください。
この記事の目次
SNSやコメント欄の主張に感じる違和感
Xにも私の動画へのコメントにも
「たかがネット上の申し込みなのに(女性が敏感すぎる)」
「いやなら断ればいい」
「相談所が取り次がなければいい」
というコメントが散見されましたが、私は大いに違和感を感じました。
それって一人一人の責任を手放しているのではないかなと。
結婚相談所に入会すれば、それは誰にでも申込む権利は発生します。
だからといって嫌がられるような申し込みをし続けることっていいことなのでしょうか?
例えば電車には電車賃を払えば誰でも乗ることができますが、車内で大きな声を出したり股を開いて座ったりすることについて「いやなら他の席(他の車両)に移れ」とか「乗務員が対応すればいい」ってことになるんでしょうか?
女性が「敏感すぎる」わけじゃない
Xでは「たかが申込み」に対して「敏感すぎる」「神経質だ」とも言われていましたね。
でも、女性たちが“怖い”“イヤだ”と感じるのは、個々人の感情のせいではありません。
実は女性は男性が思うより、いつも性的な危険にさらされて生活しています。
幼い頃から親や学校、友人、SNSなどあらゆるところから注意喚起がされていて、無意識的に身を守るために日常的に周囲を警戒する癖がついています。
ただ立っているだけで外見を評価するような言葉を言われたり、胸元や足を見られたり、普通に感じよく接しただけで好意を持っていると勘違いされて強引なアプローチを受けてしまうこともあります。
悲しいですが、電車にただ乗っていただけ、夜道を歩いていただけで痴漢に遭うことも少なくありません。
そうした積み重ねが「これは危ないかも」と感じる感覚をつくっています。
それは“身を守るためのセンサー”なんです。
たかがネット上のお申込みでも「恋愛対象外の中高年から結婚相手として見られていること」は女性にとっては怖いものです。
身を守るセンサーが働いてしまい不快や不安を感じてしまうのです。
男性だってyoutubeで暗い道で一人出歩いている男性にガラの悪い屈強な男性が近づいていく動画を見たら「怖い」と感じますよね?
以前同じような状況に遭遇したことがある方ならより怖さが増すと思います。
おじアタックはその動画がyoutube上にあるだけでなく、自分宛に送られてくる感じに近いです。
「たかがネット上のオファー」で危険度が低いのはわかってはいますが、オファーされることだけで自分の身に危険が迫っているように感じてしまうのです。
これはそのままの【事実】として受けとめ、理解して欲しいところです。
特に婚活をしている男性は、女性と仲良くして女性と結婚したいのですよね?
ならば女性の生きづらさやつらさ・弱さを理解し思いやることが必要だと私は思います。
(もちろん女性も男性の生きづらさやつらさ弱さに対して理解し、思いやりを持つことも大事ですよ!)
「いやなら断ればいい」は自分勝手
そして「いやなら断ればいい」というコメントについて。
一見するとこれって単純明快な正論のように聞こえます。
が、女性にとっては申し込みが来たこと自体でセンサーが働いてしまうので、もはやいやかいやじゃないかを判断する以前の問題なんですよね。
おじアタックをしてしまう男性は相談所にいて結婚をめざしているのだから、理屈ではなくまずは「そういうものなのだ」とわかる努力をして欲しいです。
多くの男性は結婚に適正な同世代の女性に申し込みをしているのです。
「同世代の女性がいいな」という希望がある方もいれば、結婚の難易度を下げるために戦略的にそうしている方もいます。
中には「あまり年齢差がある女性からは嫌がられるだろうな」という配慮や遠慮でそうしている方もいるはずです。
そんな中
おじアタックは嫌がられることだと認識した上であえて
「自分がしたいからするけど、嫌なら相手が断ればいい」
というのならそれは完全に自分勝手な行為ですよね。
「取り次がなければいい」ではなく「安心な婚活の場」を皆さんで作りたい

さらに「結婚相談所側が取り次がなければいい」ともたくさん言われていましたね。
確かにそれは一理あります。
実際私も女性会員さんに同意をもらってそうしています。
でもそれって、あくまでも「女性に嫌な思いをさせないために」取り次がないだけです。
だからといって「おじアタックをしていい」ということではないのです!
結婚相談所へ入会する方は男女ともに「安心安全で真剣な出会い」を目的としています。
結婚詐欺やヤリモク、美人局、ネットワークビジネスや宗教の勧誘、無用な人間関係のトラブルなど起きにくい安全な環境ということで安心して婚活をしています。
その中であえて「いやがられることをやる」ということは正しいことなのでしょうか?
確かにルールには「歳の差がある女性に申し込みをしてはならない」とは定められていません。
けれど社会常識や思いやりの範疇でそれを「控える」配慮があってもいいのではないでしょうか?
おじアタックでターゲットになっている20~30代前半の女性がお見合いを承諾するのは大きく見積もっても8歳差まで。
OKされる男性は中高年といえど、イケメンで高収入、おしゃれな方で、いわば例外中の例外です。
それ以上歳の差が開いている相手にお申込するのは常識を越えた行為だと認識して欲しいです。
電車内で多くの方がスマホの通話を控えているように、婚活の場でも誰かに迷惑をかけないようにマナーを守りましょう。
一人一人が自助努力をすることで相談所の婚活がさらに安心で信頼できるモノになっていくのです。
おじアタックはご本人にとっても結婚の邪魔
私の動画で何よりも伝えたかったのは
「おじアタックをし続けることはご本人のためにならない」
ということです。
おじアタックをしている男性会員さんはだいたいいつもしてきます。
中には5年、10年単位でし続ける人も珍しくありません。
その方達が相談所に居続けているということはその長い期間、結婚できていないということです。
誰もが結婚相手を探す場で、可能性の低いお申込みを続けることで目的を達成できずにいるのです。
私は仲人なので、他社の会員さんも結婚という目的を達成できるといいなと思っています。
自分の年齢、状況にもっと真剣に向き合い、結婚という幸せを手に入れて欲しいです。
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