私は2024年度版「成婚白書」をこう読む！

東京都大田区蒲田の結婚相談所ユミブライダル仲人アワイユミです。

先週ユミブライダルが加盟しているIBJから2024年度版「成婚白書」が発表されました。
「成婚白書」には前年1年間にIBJ加盟の結婚相談所から成婚した会員の情報を集積したデータや分析がぎっしり詰め込まれてます！
婚活のリアルなトレンドがわかるものなので、毎年しっかり読み込んで「よーし今年も頑張っちゃうぞ！」と心のガソリンにしています。

興味がある方はぜひ読んでみてください。
2024年度版成婚白書

まず最初に言いたいこと

まず、この記事を書く前に言いたいのは
「成婚白書」はより早く成婚に辿り着くために参考にして欲しい
ってこと。

成婚しやすい年齢・年収にあてはまらない
データで見ると条件的に不利かなっていう人は
「だから自分はもう結婚できない」とか
「もう婚活する意味がない」など落ち込んだり投げやりになったりしないでください。

データはあくまでもデータです。
どんな条件でも結婚する人は結婚している事実も忘れないでください。

まずは現実を受け止めて
「その分頑張ろう！」とか「どうやったら結婚できるんだろう」とポジティブな材料にしてください。
その分私もサポート頑張りますから！！

条件的に「成婚しやすい層」だな、近いなって人は
今すぐ行動してくださいね

 

日本の初婚年齢のピークは27歳前後。IBJの入会者も20代が増えている！

まずは前提条件として、日本全体の初婚年齢のピークが27歳前後だということを覚えておきましょう。
たびたびニュースで「平均初婚年齢が高くなっている」なんて報道されますが、それは一部の中高年層の結婚が押し上げているだけ。
27歳前後というピーク年齢は20年前からほとんど変わってないそうです！

実はここ数年で、地味にIBJへの入会者の年齢層が下がっていって入るのを皆さんご存じでしたか？
10年前くらいまではアラフォーさん以上がかなりのボリュームゾーンでしたが
今は20代、30代前半がすごく増えているんです。

特に5年前2019年に比べて20代の会員数の伸びがすごくて。
20代男性は3倍に、20代女性は2倍に増えています。
30代の男性も増えてますね。
理由としてはアプリの利用者が増え、その分うまくいかなかったり目的意識の差と感じる方が増え、相談所が真剣な婚活の場として認知が広まったからかな。
アプリを使わず直で相談所に入会する方も多くなり、相談所はすでに「最後の砦」というイメージはなくなりましたね！

アラサーで真剣に結婚したいのに「まずはアプリで！」とのんびり構えている方はご注意を。

IBJ婚が日本の結婚数に占める割合

IBJでの成婚は利用者の増加とともに年々増えていますね。
2024年は16,398組にものぼり、日本の総婚姻数の3.3％にもなっているそう。
数年前にIBJの石坂社長が「IBJが日本の婚姻数の5％を創出できるようにしたい」と言っていましたがだんだん見えてきましたね！

 

IBJ全体の成婚率について

今回初めて成婚白書でIBJ全体の成婚率が出たのは画期的でした。
（※成婚率というのは総退会者の中での成婚退会者、成婚して退会する方の割合）
男女別、年代別で成婚率が出ましたが、男女それぞれ一番高いところで
男性30代前半（30～34歳）で49％
女性は20代（～29歳）で36.4％となってます。

これは私にとっては意外に低い数値で驚きでした。
ユミブライダルでは毎年成婚率は70％は越えてますし、去年は女性は84％と8割越えだったので。
手厚いサポートをしていて、成婚がたくさん出ていると業界内で評判な相談所は、どこも6～7割前後はあります。
会員さん側から見ると相談所選びの際には成婚率に注目してみたほうがいいかなと思います。

正直、結婚相談所とは名ばかりのノーサポートのところもあります。
そこは他社より極端に安いのでわかるんですけどね。
あと料金が高くても大手だと一人の仲人が100名近い担当を抱えて全員を見切れていないところもあるんです。
会員さんが消極的な方やとりあえず勧められてとかなんとなく入ってしまったという方だと、仲人を使い切れなくなってしまうので成婚するのが難しくなる場合があるので気をつけて！

代表的な成婚者像（中央値）

ここから成婚白書のデータに入っていきます。
まずは代表的な成婚者像から。

代表的な成婚者像として
初婚の方は
女性34歳
男性36歳に。

在籍日数「約9ヶ月（男女合わせた中央値）」、交際日数「約4ヶ月」と短い期間で意思決定しているのがわかります。

この交際期間は
一般的な交際期間の平均値4.3年※の
1/12なんですって！！

これには「お互いが真剣に結婚相手を探している」ということが前提ですが
「仲人のサポート」の力が大きいと自負しています！
もちろん無理に結婚に追い詰めたりはしていません。
皆さんちゃんとお互いを理解し合って好きになって結婚まで至ります。
どれだけ相談所での婚活が自然な出会いに身を任せるより合理的か分かっていただると思います。

ちなみに再婚者さんの中央値は
女性42歳、男性46歳。
初婚の方と比較すると、活動日数は約1ヶ月短く、交際日数も20日ほど短くなっています。
再婚の方だとお相手を選ぶ基準が明確になっていることが多いからですかね。

 

男女別・年齢による成婚率について

男女別、年代別で成婚率を見ていきますと、やはり高い成婚率は若い世代に集中しているのがわかります。
男性は40代以降、女性は35歳以降の成婚率が下降線となります。
ここからも若さが大きなアドバンテージになっていることがわかりますよね。

男女の成婚率の差を見てみると
どの年代も男性のほうが成婚率が高いことがわかります。
私の考察ですが、比較的男性は入会したら成婚まで辞めずに頑張るのに対して、女性は1年くらい活動すると「相談所の中に好きになれる人がいない」とか途中であきらめる方が多いので、継続力も成婚の大事なポイントだと思います。

男性の年収による男女の年齢差

男性が女性の若さを重視しがちなのは以前から変わりませんが、一昔前のように「お金持ちなら若い女性と結婚できる」ということはないようです。

↓こちらのデータを見てください。

以前は年収1,000万円を超えると、10歳下、12歳下の女性とも成婚する方もいました。
ですが今はやはり同世代婚が主流の時代になり、どの年収帯でもほぼ同世代（5歳差）が中央値になっていますね。

共働きが当たり前とされている時代になり、経済力を頼りにして高年収の年上男性と結婚したい女性が激減したことが理由かと。

なので、
若い女性と結婚したければ
男性も若いうちに婚活を始めるべし！！

 

年齢と年収による成婚率

これもとても興味深いデータでした。
色の濃淡で成婚率を表わしている表となりますが
やはり男性は年齢が若い方、さらに年収が高めの方が成婚率が高いことがわかります。

でも20代と30代前半では500万以上あれば大差がつかないこともわかりました。
500〜800万円代が900万以上より成婚しやすいのも面白い。
若いと900万以上の高年収の男性が少なく、より選べる立場なので選びすぎて成婚がしにくくなるパターンもあるのかもと思ったりしました。
40代後半になるともはや年収が成婚率に影響しなくなり低い数値でとどまっています。

一方女性はというと・・・

完全に若さ＝高成婚率となっています💦
あからさまですね。
現時点では年収額は高くても低くても成婚率には影響していないようです。

 

女性の年収公開or非公開による成婚率

上の表で女性の年収は成婚率に影響しないと出ていましたが、年収を公開しているのか否かは大いに関係していることがわかりました！

公開女性の成婚率　46.1%
非公開女性の成婚率　24.0%

こんなに違う！？ってびっくりですが、うちの男性会員さんも若い方ほど女性の年収を気にする傾向があるので、女性も公開していくほうが良いですね。
幸い男性は女性の年収額には寛容なようなので、お互いにわかっていたほうが関係構築のためにもよさそうですね！

 

まとめ

20代〜30代前半の方は男女ともに今が婚活しどき！！
年収が上がるのを待つより婚活を始めちゃったほうがいいです。

アラフォー世代以上の方はなおさらとにかく急いで。
収入が400万に満たない男性は副業などで年収を上げるのも効果的。

今回の成婚白書でアラフォー世代以上の婚活の厳しさが浮き彫りになりましたが、これは何も結婚相談所の婚活だけに限ったことでは無いです。

婚活ツールの中で相談所が一番結婚しやすい、相談所という最強ツールで婚活しても結婚するのは大変だよってことです。

日本人全体で生涯未婚率が年々上がっていることは知っていますよね？
結婚したい、家族が欲しい、このまま一人でいたくない
ということならアプリや自然の流れに身を任せている場合じゃないですね。

今回の成婚白書で成婚者は中途退会者より、申込数もお見合い数も多いこと、交際に進む率も多いことがわかりました。
結婚したいならより早く！より多く！行動していきましょう！

私も全力で応援しますよ！！

 

 

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私の婚活時の苦悩から開業のきっかけ、サポートの仕方など語っています。