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2020年02月26日

価値観は平行線でもいい。

東京都大田区蒲田の「話せる・頼れる」結婚相談所YUMIBRIDAL(ユミブライダル)の仲人アワイユミです。

先日、成婚会員(女性)さんから「結婚して当たり前のように夫の籍に入ったものの、旧姓の自分が消えてしまって、これまでの自分のアイデンティティが失われるようで苦しい」とLINEが来ました。
旦那様は交際中にはそれなりに理解を示して「何なら婿養子に入ろうか?」とまで言ってくれていたのに、結婚後は彼女がお仕事で旧姓を使うことも友人関係から旧姓で呼ばれることも「正直寂しい」と言うようになったそうです。

■姓や家制度に関する考え方は人それぞれ


同じ女性でも旦那様の名字で名乗ることが若い頃からの夢で結婚後は嬉々として「〇〇さんの奥さん」を満喫する方もいれば、彼女のように苦しく感じる方もいる。
男性でも自分の名字には一切こだわりが無く婿養子OKな方もいれば、なんとなく女性が男性の籍に入るのが当たり前だと感じている方、そして厳格な家制度の一家に育ち「家を守らなければ」と強い意志を持つ方もいる。

私の場合は特に旧姓にはコダワリは無く、むしろ珍しい名字だったので早く変わりたいとまで思っていたのに、いざ結婚となった時は少し寂しかったかな~
当時婚約者だった夫に「〇〇姓(旧姓)に入らないかい?」と冗談のつもりで聞いたら「は?あり得ない」とまっすぐ返され、半ギレしたり(何のコダワリも無かったくせに…汗)
まぁでも当初の予定通り夫の姓に入ったわけなんだけど…

新婚時代は職場では利便性を考えて旧姓で通し、結婚前からの友だちにはもちろん旧姓呼びのまま訂正することはなく、「アワイ姓」を使う機会がほとんど無かったのでなかなかなじめなかった。
第一子出産時にやたらたくさん「アワイユミ」と本人確認をされ、「アワイ〇〇ちゃんのお母さん」と呼ばれるようになり、小児科やら保育園の手続きやらで「アワイ」と名乗ることが増えた時から自然に「あ~夫と私とこの子は家族なんだな」と感じるようになった。単なる慣れだったのかもしれないけど、娘を産んでからはあっという間に身も心もあっという間に「アワイユミ」となったのでした。


■全ての価値観をパートナーと共有できない


この仕事をやっていると、姓や家制度だけに限らず「人生観・価値観は本当に人それぞれだなぁ」と実感することがほんとに多いです。
私のようなふんわり派から強いコダワリ派まで、育った環境や生きてきた過程で少しづつ積み重なってきた価値観なので、大人になって今さらそう簡単には変わらないもんです。

コダワリ派はもちろんお相手に納得してもらって結婚することが必須。
でもふんわり派の方はわざわざお相手とその価値観を共有しなくてもいいんじゃないかなーと個人的には思います。
「これから人生を共にするんだから何もかも分かって欲しい」という気持ちはわかりますが、お互い大好きでも夫婦であってもどうしてもわかり合えないことって必ず出て来るから。

ただお互いの価値観を「認知しておく」のは大事。
否定も賛同もせず、「ああそう思っているんだね」と。それだけ。
お互いの違いをわかっていれば、相手を無用に傷つけることはなくなると思うから。

先日結婚30年以上の人生の大先輩にお会いした時、こんな言葉を言ってもらいました。
「夫婦は平行線でいたほうがうまく行く」

隣りで伴走しながら、辛そうなら声をかけ、倒れそうになったら支えられればそれでいいのかも知れないね。

 

 

 

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